アジングの人気に伴い専用ロッドが発売されていますが、アジングの場合はライトゲームなので基本的には他のロッドでの流用が可能です。
しかし専用ロッドがあるということは、他のロッドとは違いアジングに向いている点があるということです。
その点について説明していきましょう。
チューブラーとソリッドの違い
この手のライトタックルには2種類のロッドがあり、チューブラーとソリッドと呼ばれる物があります。
簡単に言うとチューブラーはロッドの先端部分が空洞、ソリッドは芯が詰められている物です。
もっと解り易く言えばソリッドは船のカワハギ釣りなんかでよく使われる先調子の物になります。
そしてメバリングロッドはソリッドが多く、アジングロッドはチューブラーが多いです。
アジングはワームも使えばジグも使いますし、何より回遊しているアジを狙うので、ある程度の距離をキャストしなければならない場合が多く、先調子のソリッドではその耐久が無いので不向きなのです。
しかしながらややこしい事に、感度が大事なアジングで、より感度が手元に明確に伝わるのはソリッド、少し鈍いのがチューブラーと言われています。
感覚で言えばソリッドは感度を使ってこっちで食いに合わせる、チューブラーは向こう合わせということになります。
そのメリットとデメリットを克服するために、ソリッドっぽいチューブラーやその逆仕様のアジング専用ロッドもあります。
自分に合ったものを探す
ソリッドを使うかチューブラーを使うかは、実際に釣り具屋に行き自分の手に取って振ってみて判断するのが良いと思います。
個人的には、アジングのキャストの重要性を加味してチューブラーをお勧めします。