アジングについて初心者~中級者向けに紹介したので、既にアジング慣れしている方からすれば知っていることだらけだったかもしれません。
アジングに限らず、釣りをする上で使う釣り具はそれぞれの好みが出ると思います。
ですので、今回紹介した内容の通りにすれば、アジングを行う上で全てフィットするということでは無いということをご了承ください。
また、今回の記事の中ではアジの三枚おろしについての説明は割愛させて頂きました。
魚を調理する上でアジは一番メジャーな魚なので、料理教室でも最初に魚を捌くのはアジが多いですし、魚の捌き方をネットで調べれば真っ先に出て来るのがアジの捌き方だと思います。
アジは一度釣れ出したら群れが離れない限りひたすら釣れ続けるので、ぜひアジングでアジをたくさん釣った時にアジの捌き方を練習してみてください。
最後に、アジにも寄生虫が付いている場合があるので注意してください。
アジと似たような状況で回遊していることの多い、ままかり等の料理に使われるサッパという魚によく付いているウオノエという寄生虫は、アジの口内にいることがよくあります。
しかしこの寄生虫は見た目が気持ち悪いだけで人体には無害なので安心してください。
問題なのはアニサキスという寄生虫です。
アジに限らず多くの魚の腸内に寄生していて、本体の魚が死んだとわかると腸を破って身に移り住みます。
この状態で生のまま食してしまうとアニサキスが人間の腸内に寄生し、魚の時と同じように腸壁を食い破ってしまうことがあり、かなりの激痛だと言います。
対策としては、アジを釣ってすぐ〆た後に腸(はらわた)も迅速に摘出することです。
アニサキスが腸内から身に移る前に摘出してしまえば安心してアジを食すことができます。
最後がこんな話になってしまいましたが、これからも色々なところに気を配り安全で楽しい釣りを続けていきましょう。